silence
雨降り
雨の日、駅から学校までの道を住宅街通って歩くと 雨濡れた色っぽい植物たちがあたしを出迎える。雨は嫌いじゃない。いそいそと過ごしてる時にはしんどいだけ。雨に濡れた街は、あたしを少し明るい気分にさせてくれます。お金無いのに駅で買ったビニール傘は、昼過ぎにはきもちよく晴れて帰りの電車に置き去りにしてしまった。傘なんてそんなもんだ。雨が降ると思い出す、去年の今頃。魔の6月。
リビドー
私を突き動かしているのは一体なんなのでしょうか。
4×5
4×5撮影実習。
1、恭子が現像処理を間違えて定着液から浸ける。 出来上がったネガは何故か透け透けピンク。
2、被写体のゆみが変顔を試みてブレる。
そんなわけで今日は3回ほど再撮影をしました。自分のミスじゃなかったあたりがまた何とも言えず。
終わったのは午後8時過ぎ。おかげさまで身体で覚えたので、次はミスせずに済みそう。苦手だったシノゴがぐっと近づきました。
よし、フィールドワークの4×5を借りてどこかへでかけよう。
目が痛くなるような暗闇
4×5を現像する全暗室の中で、何もかも手探りの中色々話した。ジョージが「人間をふたつの種類に分けるとしたら?そして自分はどっちに分類されると思う」という話をしてくれた。男と女でもいい。ネガティブとポジティブでもいい。ジョージは、せっかちとのんびり。あたしは、負けず嫌いと負け犬。とっさに言ったこのことは、多分勝ち組と負け組のことを言いたかったんだと思う。そしてあたしは負け組。そのふたつの「種類」は、人と接するのに重要だと思う部分なんだろうってジョージは言ってた。
父親語録
・なめきぬこ
多分、招き猫のことだと思う。
・釣り糸垂らしたい
どこに行っても言う。ちなみに今日はNHKのイースター島特集を見てた。
世界遺産だろうが彼には関係ない。ちなみに、ドイツでもブラジルでもハワイでも釣り糸は垂らしたと思う。
どこに行っても変わらない人間、それが我が家の父。ああいう人間でありたい。