silence
kelly's note
短い間だったけどサヨナラだねって
バイトのみんなと握手して金曜日に辞めたあの店
前ぶれもなく参入したバー業界
別の店に行くことになって迷惑も承知で年末前に辞めました
一人でまわす小さな小さなカウンターのバーだったから
バイトの子とも殆ど喋ることもなく
お客さんとばかり仲良くなった
今まで触れ合うことの無い世代と深い話して
勉強になったっていう以上に 価値観まで揺らがされたりして
しんどかったりもしたし でもすごく楽しかった
高校の友達とか幼馴染とか前のバイトの子とか
「もむの部屋だね」って来てくれたりもしたのに
お客さんとピアノ連弾したり 練習会したり黒ヒゲの罰ゲームで恥ずかしい話とか
お客さんの写真撮ったり
こんなんで給料貰っていいのっていう過ごし方ばっかりしてたのよ
来てくれたお客さんのことひとつ残らず覚えていたくて
いつもサロンのポケットに入れてた小さなノートには
病的なまでに事細かなお客さん情報が書いてある
このノートは潔く捨てるよ
別に捨てたい思い出なんかじゃない
大事なことは全部覚えてるもの
という自負も今に消え去ってしまうんだろうけど
それでもいい 深く記憶に残ったことだけを ね
結婚相談所
先日の日雇いの仕事は結婚相談所その話をすると写真学生は皆、小島麻由美の「結婚相談所」を口ずさみ始める懐かしいね、高2くらいがよみがえるよ 立石とか写真部とか結婚相談所と言えば 小島麻由美が出てくる友達に囲まれて私は幸せよギターを弾いてと言えばサニーデイのBABY BLUE フィッシュマンズも然り最後といえばLAST DANCE この季節といえば雪の降る町久しぶりに結婚相談所聞こうかと思ったらとうにデータ消失していたことに気づく恋の極楽特急とか真夏の海とかあの娘の彼とかパレードとかだれかーーたすけてーーあの頃郁が貸してくれたCDがすごく良くてでも何故だか何も思い出せない 曲も歌い手もただ良かったっていう印象しか覚えてないの手がかりひとつ無いから もう一度聞くことはできない嗚呼
MIXIGRAPH
こんなものがあるようです
fuji
12月5日学校の屋上から富士山が見えたよ頭だけぽっこり見せて。それにしても橙な日。
女の才能
小さく小さく叫びながら行った今日の仕事やることがなくて午前中に帰された でも給料は一日分頂く実働30分 待機中は34歳のセレブとお茶してた丁度女子大生だった時にバブルだったらしくお金に関する感覚がとてもシビアで手堅いお財布持たずに合コンに行くのが当たり前だったし男は女よりサラリーが少ないなんて考えられないし毎週ネイルサロンに行くしエステにも行くしファミレスなんて10年振りよぉなんて言うし脳内が完全にセレブだった、見た目も。川原亜矢子に似た素敵な女性言葉の端々を崩さない、身のこなしも見とれる女としての才能をフルに活かして生きてるんだなあきっちりファッション関係の起業家の男を捕まえてた うーん凄い私は歩まないであろう人生私とは違う「幸せ」の行く先いつかまたあの人に会った時に這いつくばるように生きてたって私にとっての幸せの形で私は幸せよと 言いたいわ