silence
2005/04/03
  最後かもしれない









JICAのシニアボランティアで、チリに行く叔母。日本を離れる最後の日にうかい鳥山で食事しました。ずっと行きたがってたチリ。死ぬ前にチリで研究をしたいって。念願叶ってとても嬉しそうだった。
二年間チリで研究をする。叔母ももう若くはない。おばあちゃんと言ってもいい歳。いくら健康だって、何があるかわからないから。東京ー仙台間より東京ーチリの方がずっと遠い。すぐに駆けつけるわけには行かない。あたし一人不吉なことを考えてた。もしかしたらこれが最後になるのかも知れないって。

たった二年間だけど日本食は食べられなくなるからって、いわゆる高級料亭で和食の最たるものを食べた。いんちきな寿司とかは向こうでも食べられるかも知れないけど、こんなに繊細な味ではないだろう。出来すぎた庭園は本当に素晴らしかったです。こういう豪華そうなところに来るといつも母が「あぶら屋みたい」って。多分千と千尋の神隠しのことだと思う。




 
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