flower
最近図書館に行っても花の写真集ばかり見ている。植物園に就職する、とか花屋に就職する、とかふざけたことばかり言ってる。そんな今日、いつも花が綺麗に咲き乱れている近所の石橋さんのところへ寄ってみた。(家から10メートル) 写真撮ってたら中からおばさんが出てきて、花についていろいろ開設してくれた。「バラはね、咲きかけが一番きれいなのよ。そう、17、8歳ってとこかしら。」「これはね、開いちゃって中も黒くなっちゃってるのよ。23、4歳ってとこね。」と、人間に置き換えてみたら少し手厳しいことを教えてくれた。中も黒くなっちゃって…花弁も開いちゃって…あたしもう22になるんですけど。
小さな小さなバラも咲いてた。「これもバラなのよ。小さい方がアラが見えなくてね、いいのよ。本当は黒くなっちゃってるんだろうけどね」って。花を通じて、少し人生を学んだ気がした。
大きくなったわねぇ、あんなに小さかったのに。ってお決まりの言葉をいただいた。家の前で豪快に車にはねられたことも覚えていた。ご近所ってそういうものなのね。あたしもう大きくなりましたよ。中も黒くなっちゃったし、花も開ききる歳になりました。
これだけたくさんの花を育てるの大変でしょう、というと「そうね、疲れちゃうわ」と言ってた。けど腹の足しにならないことをずっとずっと続けられること、素敵だと思った。また別の花が咲いたら撮りに行きます。色々教えてもらおうと思います。