silence
2006/02/13
  それは、木で出来た、薄暗い
結局仕事が終わったのは朝の7時
上司は2人ともワインで潰れて寝てしまった
置いて帰るわけにもいかず少しの間一人で途方に暮れていた
少ししたら先輩が目覚めて2人で店長置いて店を出た
12時間飲み続けて 店を出ると もうすっかり明るい

家に帰ってはっぴいえんどの「しんしんしん」を聞く
歌声は細野晴臣とキセル すっかり私の涙腺は支配されてしまう

私を喜ばせたい病の人がいて
でも私は何ひとつ返せない 少なくともあと1年
この街、全てが繋がっているんじゃないか
まだ網目の端の少し解けたところしか見えちゃいない
人の自尊心の形はそれぞれで その歪みに合わせて
守らなきゃならない
怒らせたかと思えばお姫様扱いされたり
トイレでのひと時に 自分の頬を張り窘める

来週はヘンリーさんの歌声を聞きにゆく
いい歌い手がたくさんいても この街は福岡のようにはならない
 
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